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AGEs(最終糖化産物)測定、AGEsセンサ レンタル

AGEsについて
AGEs(エージーイー)って何??
食事などで過剰に摂取した糖とタンパク質が結びつくことで体内に生成される老化物質の1つで、最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)と呼ばれています。糖の多い食品を食べ過ぎたり、身体の代謝が低く十分に糖を分解できない体の状態であるとAGEsが生成されやすくなります。
AGEs蓄積の仕組み
体内のタンパク質と過剰摂取された糖が結びつき(糖化)AGEsとしてカラダに蓄積されます。タンパク質は身体のほとんどの部位を構成しているため、内臓や血管、皮膚、骨といった様々な部位でAGEsが蓄積されることになります。また、AGEsと変化したタンパク質は本来の働きができなくなり、体に様々な影響が起こる事がわかっています。
AGEsにより起こる身体への影響
筋肉・腱…固くなる、切れやすくなる
血管(臓器)…心筋梗塞、動脈硬化、脳血管障害
脳…認知症 ※1
骨…骨粗鬆症、椎間板ヘルニア、変形性関節症
皮膚…たるみ、しわ、くすみ ※2

※1 たんぱく質の構成成分であるアミノ酸は脳の神経伝達物質を作る事がわかっています。なかでもアドレナリンやノルアドレナリンなどのアミノ酸は交感神経の活動を支え、トリプトファンは欠乏するとうつ病になるおそれがあることが知られています。

※2 美容でよく耳にする“コラーゲン”はたんぱく質からできています。そのため、コラーゲンでAGEsの蓄積がおこると、コラーゲン繊維どうしが結ばれ、固くなり柔軟性が低下します。主にコラーゲンによって出来ている肌、血管、骨は弾力性がなくなり、シワやハリの原因となります。

AGEsが蓄積されやすい身体
AGEsは糖とタンパク質が結びつき生成されます(糖化)。そのため、AGEsの元となる糖の過剰な摂取や分解する力が低下している人はAGEsが蓄積されやすい身体の状態といえます。
AGEs評価と身体へのアプローチ
AGEsは加齢によっても蓄積されることがわかっています。健康的な日常生活を送っている人は加齢に伴うAGEsの蓄積はそれほど多くありません(健康な老化)。しかし、不適切な食生活や生活習慣、運動不足はAGEsの蓄積を増加させます(不健康な老化)。このため、AGEsは生体内における『生活習慣のバイオマーカー』と言われ、AGEsスコアはその人の『生活習慣の成績表』とも言えます。『成績表』を良くするためにはバランスの良い食事、代謝を促す身体をつくる、AGEsをケアする習慣など様々な方法によりアプローチすることができます。