

血管推定年齢測定(アルテットLDN) レンタル

血管年齢について

血管年齢とは
血管年齢とは、血管の老化(硬さ、しなやかさ等)の進行具合を数値化した指標です。通常、血管は年齢と共に老化しますが、生活習慣や喫煙、ストレスなどの影響で実年齢よりも老化が早く進むことがあります。血管の状態を数値化することは、単に健康状態を把握するだけでなく、測定者の生活習慣の見直しや健康意識向上の動機付けにも有効な手段となります。

血管老化の仕組み
健康診断等でよく耳にする”コレステロール”は細胞膜を作り、ホルモンの原料にもなる重要な栄養素です。コレステロールの摂りすぎ等により、コレステロールが血管壁に沈着すると、他の成分や細胞が集積して血管壁が肥厚してきます。壁が厚くなると内径が狭くなるため、血管が傷つきやすくなり、その傷を修復するために血小板が集まり、固まって血栓ができます。
血管老化により起こる 身体への影響
血管は加齢や生活習慣の影響で、硬く脆くなり、柔軟性が損なわれることがあります。しなやかさを失い血液の流れが悪くなった血管は腰痛や冷え、髪・肌のトラブルの原因に繋がります。更に動脈硬化が進むと様々な血管病(心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、高血圧など)のリスクが高くなります。

血管が老化しやすい身体
動脈硬化の原因については様々な研究で明確化されています。高血圧、高脂血症、喫煙、肥満、糖尿病、高尿酸血症、痛風、運動不足、ストレス、過度の飲酒…女性に比べると男性の方が動脈硬化が進みやすく、女性でもホルモンの働きが低下する閉経後は男性並みに進行するといわれています。

血管の若返り
血管が固くなる理由は様々です。食生活や運動習慣、飲酒、喫煙、睡眠不足、ストレス…これらは”生活習慣”であり、習慣は行動変容によって予防・改善を促すことができます。
血管の若返りつまり生活改善は身体へのトラブル予防・改善にもつながるため、性別、年代問わずアプローチすることが良いとされます。

これからの健康指標と血管年齢測定
これまでも私たちは自身の健康状態を把握するために、血圧やBMIなどの健康指標を持ってきました。健康意識が高まる現代では、更に一歩先の健康指標を取り入れ、アプローチすることで、様々な角度から生活習慣の見直し・改善を図ることが可能となります。血管老化偏差値とは
アルテットでは脈波を測定します。加速度は脈波一般に若い人の標準的な波形は深いb波と浅いd波を 持ちます。動脈が老化するにつれb波は浅くd波は深く表示されます。
測定した波形指数を用いて血管老化度偏差値を算出しています。
APG 検査で血管老化偏差値(スコア)が高いと判定された場合には、大動脈硬化リスクは約2倍、高血圧リスクは4倍、眼底動脈硬化リスクは3.5倍と分かっています。
また、スコア 1 及び2が両方60以上の場合、高血圧リスク2 倍、眼底動脈硬化リスク2.7 倍と分かっています。